痴漢(迷惑防止条例違反)事件において略式にて罰金10万円まで減刑した事例

Cさんは、電車内で衝動的に女性の臀部を触ってしまい、被害者が声をあげ、現行犯逮捕されてしまいました。Cさんの奥様からの依頼で接見を開始しました。
奥様は当初離婚を考えられたようですが、これまでの夫婦関係や家族関係が良好であったことを踏まえ、事件解決への協力をしてくれました。
残念ながら被害者からは連絡することすらも拒絶されたため、示談はできませんでしたが、反省文の作成や性犯罪の再犯を防ぐためのプログラムを受講いただき、検察への再犯を防止するアピールをしました。
その結果、罰金10万円で済みました。…

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窃盗被疑事件において不起訴を獲得した事例

コンビニエンスストアにて万引きを繰り返していたAさんは、ある日また同じコンビニエンスストアで万引きをしたところ、店員に呼び止められ、逮捕されました。
Aさんのご家族からの依頼でした。
すぐに接見を実施しました。
仮に接見禁止となっていても、弁護人であれば会うことができます。
その結果、すぐにお会いし、被害者と早期の示談交渉を開始することができました。
示談交渉がうまくいき、そして軽い気持ちで窃盗を行ったことについての深い反省が見えたことを検察官にアピールし、不起訴を獲得することができました。…

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傷害事件を起こし、執行猶予を獲得した事例

近所の居酒屋でお酒を飲んでいたBさんは、酩酊状態で別のバーにいきました。しかしBさんの状態を見たバーテンダーが、「もう飲まない方がいいですよ」と声をかけたところ、Bさんは立腹し、バーテンダーに殴りかり全治1週間の怪我を負わせてしまったのです。
ご家族からの依頼に基づき、すぐに接見に向かいました。
接見したところ、お酒に酔った状態による暴行事件や公務執行妨害などの前科があることが発覚しました。
そのため、前科を考慮した場合、示談がまとまらないと、実刑になる可能性も十分にある事案でしたが、謝罪する手紙やアルコール依存症の治療に取り組むなど誠意を示し、示談が成立し、執行猶予を獲得することができました。…

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